好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

目標は作るべきか?~立てた方がいい「目標」とは。~

記念すべきブログ3日目。

 

 最近は、audibleをよく使っております。

audibleは、本をオーディオで聞けるアプリです。

アマゾンプライムに入っていると3か月間無料で試せるというので早速やってみたら、見事にドはまりしました。

「audible」の画像検索結果 

 

移動時間中に聞けるというのが素晴らしいですね。

外を歩いている時って本読むと下向いちゃうので手持ち無沙汰になりがちだったんですが、そんな生活に革命を起こしてくれました。

4月下旬から始めたのですが、すでに20冊くらい読んでます。(聴いてます?)

今も20冊くらい同時進行で視聴。

本当にいい世の中になりました。

 

 

 

さて、本日は目標に関して。

私はお客様に「今から10年後にどんな成果が手に入っていれば、あなたにとって大成功ですか?」と質問することがあります。

その時に、「あー、目標ね。10年後の目標はないね。時代は変わっているだろうから、計画たてても意味ないでしょ。」と言われることが何度かありました。

 

なるほど~。面白いですね。

確かにネットでも最近そういう記事を見かけます。

「目標は置く意味がない!今やるべきことをやれ!」みたいな。

ホリエモンがご自身のチャンネルで、~目標なんていらない!?~という番組をしてからは、そういう風に考える方もより増えたんじゃないかと思います。

 

ただ、なんとなく腑に落ちなかったというか。

ホリエモンのいうこともむちゃくちゃ納得しつつ、じゃあ目標決めないと日々漫然と生きちゃうんじゃないか、と思ったんですよね。

 

 で、色々考えて、私の中で出た答えが、

目標の定義を、「Goal」と「Target」で、ごっちゃにしてるんじゃないかと。

 

定義はいろいろあると思いますが、ここでは

Goal:将来達成したいと思うもの、予測的なもの。

であるのに対し、

Target:的。狙いをつけた対象物

 

と区別しましょう。 

で、ここでいう立てるべき目標とは、「Goal」ではなくて、「Target」のことだと思うんですよね。

 

 

 

すごい会議はもともとアメリカで生まれたものなのですが、

アメリカでは、作成する目標のことを「Shared Intent」と呼んでいます。

和訳すると、共有された意図。

 

ここで重要なのは、「意図」って部分で、

つまり、それを置くことで求められているのは、「よーし、目標達成するために計画建てるぞ!」っていう発想ではなくて、

 

『目標を立てた今その瞬間から、その意図を持って生きろ』

 

と言っているわけです。

その目標を「意図」して日々の生活を送れ、と。

 

多くの人間は日々の生活であまり意識せず生活しています。

多くの場合その場の欲望とか、不安に負けて選択してしまいます。

一方で、常に「目標」に焦点を当てて生きていれば、視界に入るものも変わりますし、手に入るチャンスも変わってきます。

 

 

例えば、あなたが「年収400万でいいや」と思えば、目から入れる情報も人付き合いも年収400万の人と同じものになります。

一方で、「年収1億超える!」という目標を立てて、それを常に「意図」すると、どんな情報を見るべきなのか、どんな場所や人と関わるべきなのか、を考えるようになります。

 

パーティの場で偶然参加していた大富豪に話しかけるのかどうなのか。

年収400万を意図してる人と、年収1億を意図してる人では行動が異なってくるわけです。

引き寄せの法則に近いものだと思います。

 

 

 

私は、「Goal」的目標はなくてもいいと思いますが、「Target」的目標はあったほうが人生で得られるものが変わってくると思っています。

今の私自身のTarget的目標は、すごい会議の先輩コーチたちに追いつくこと。

 

そんな彼らは基本、徒歩で移動したりしません。

その時間がもったいないからですね。

タクシーを使うお金は今の私にはまだありませんが、彼らが時間を無駄にしないのに、私がただ漫然と歩き浪費するのはとてももったいなく感じました。

そんなわけで、見つけた解決策が、audibleを聞くことでした。

 

あなたは、どんな「意図」を持って生きますか?