好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

beingとdoingは両輪の関係?

記念すべきブログ11日目。

本日から16日までハワイに行って参ります。

ホノルルトライアスロンに出場してきます。

 

正直、練習時間だけで言えば「それしかしてないの?!」と驚かれてもおかしくないのですが(特にスイム)、

人一倍のガッツと、あと昨日泳ぎ方の動画を見たので、それですごい会議コーチの年代別1位目指して頑張ります!

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日本での最後の食事です。

 

 5月から始めた学生向けのコーチング団体で、毎週火曜日と木曜日に朝活をしています。

毎週、distinction(区別)に関するテーマを設けて話し合う会です。

本日は、being(あり方) / doing(やり方)の区別に関しての考えを深めました。

 

beingとdoingにはどんな違いがありますか?

私が言うには、doingっていうのは「何をどうやってやるか?」のノウハウです。

よくネット記事で「売れる営業マンが心がけている9つの方法」とか挙げられてますね。

あれがdoingに近いものです。

 

一方で、beingは「それをやるあなたはどんな人間か?」という姿勢の話です。

例えば、どんなに一流の経営者のノウハウを真似していても、「私は失敗者だ」という在り方に立つことは出来ます。

一方で、「俺はもう優秀な経営者の一員だ」という在り方を持っていると、日々の言動に違いが現れ始めます。

 

 

 

なので、私は基本的にはbeingがまず重要だと思っています。

ただ、今日の対話で面白かったのは、「beingとdoingは自転車の車輪みたいなもので、beingからdoingが変わることもあれば、doingからbeingが変わることもある」と1人の参加者がい言ってたことです。

 

なるほど〜。

どちらも影響を与えあっているということですね。

doingからbeingが変わることも確かにあるなぁと感じました。

 

ある会社のマネージャーが、マネージャー論を読んで、その中でもすぐ出来るノウハウ(doing)を次々と実行します。

例えば、全く思ってなかったとしても、「お前は俺にとって家族のような存在だ」と部下に言うことを繰り返します。

そうすると、だんだんと「部下を家族のように思う上司」というbeingが自分の中で生まれてきます。

 

ただ、doingからbeingが変わるためには、フィードバックがあることが一つの条件のような気がします。

つまり、ノウハウを実施した結果、部下から感謝されたり、上司からの評価があがった。

行動した結果、望ましい結果が起きたから、それを更に際立たせよう。その結果として、beingが変わるのではないか、と感じました。

 

 

 

すごい会議では「言葉が未来を創る」とよく言われます。

beingが変わればdoingが変わり、doingが変わればbeingが変わる。

自分のやりやすい方から取り組んでみる、というのはアリなのかもしれませんね。

 

ちなみに私は一流のトライアスロン選手です。

誰がなんと言おうと。

(そんな在り方で完走してきます笑)