好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

完了すべきか?完結すべきか?

記念すべきブログ12日目。

ハワイに到着しました。

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思い返せば、中学生の時に海外派遣でオーストラリアに行って以来、海外は人生で2度目。

超高層マンションでのAirbnbに、アロハシャツや砂浜ビーチ、アメリカでは有名なBENIHANAと、非日常の世界に年甲斐もなくウキウキしております。

 

ホノルルに着いてからは早速着替えて、トライアスロンの練習で海に泳ぎに。

実際に海で泳ぐと、「ここで泳ぐのをやめたら死ぬ」っていう恐怖の感情が何度も襲ってきますね。

 

ウェットスーツ買っておいて、本当に良かったです。

フォームとは言えない泳ぎ方をしても、なんとか溺れずに進めます。

とはいえ、先輩コーチにむちゃくちゃ心配されるような泳ぎっぷり。

あと2日でなんとかしなければw

 

 

 

さて、本日ホノルルで、世界で一番暑い国ジブチ共和国でダウンジャケットを100着売るプロジェクトのミーティングを行いました。

(ホノルルやらジブチやら、ややこしいですねw)

ご存知の方も多いと思いますが、先日第一陣が実際にジブチに行き、見事100着を売り切り、帰ってきました。

 

しかしながら、そこはすごい会議メンバー。

2度目に別のメンバーが行き、新たな伝説を残そうという話が盛り上がっております。

本日のミーティングは、まだ完了しきっていないことの確認と、新たなチャレンジへの準備を行いました。

 

 

 

「完了」と「完結」には区別があります。

完了とは、準備や作業などが完全に終わることを言います。

ジブチプロジェクトが完了するためには、クラウドファンディングのリターンや、100着の受け渡しを終了させる必要があります。

 

一方で完結とは、終了して、一つのまとまったものになることを言います。

ジブチプロジェクトの元々の経緯も、「新人7人がブレイクスルーを起こす」という意図のもとで始まりました。

しかしながら、メンバーが第一陣と第二陣に分かれたこと、徐々に社会貢献などの文脈が作られてきたこと、現地企業との連携を通して「個人」から「ジブチ国」に影響の範囲が変わってきたことが、このストーリーを壮大なものに変えてきました。

ジブチプロジェクト」は、私たちにとってただ自分たちのチャレンジの一つではなく、組織や国を交えた大きな構造の何かになっています。

 

 

では、完了と完結のどちらの方が良いのでしょうか?

今回で言えば、ジブチプロジェクトが一旦チャレンジとしては完了して終わらせるべきものなのか、既に動き始めている新たな文脈まで含めて完結させるべきなのか。

自分自身にとっても壮大な実験になりそうな、そんな機会です。