好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

コミットメントを創り出す

記念すべきブログ20日目。

本日は私たちの会社での問題解決会議。

すごい会議メンバーでやると、意思決定がポンポンと進むので話していて楽ですね。

 

会議が終わったらディナーへ。

私たちの会社には新卒2年以内のメンバーが5人いるのですが、その5人でバトルをすることに。

バトルのテーマは「俳句」

これから1ヶ月、毎日俳句をfacebookに上げ続けます。

勝敗は累計のコメント数。

 

言葉を扱うコーチとして絶対に負けられない戦いがここにはあります。

ブログと共に、俳句の方も楽しみにしていただければ幸いです。

 

 

 

すごい会議では「コミットメント」という考え方があります。

コミットメントは、自分達の目標を達成するために、個々人がチームに対して宣言する「約束」です。

例えば、「成約10件のために営業200件かけます!」とか、「毎日PDCAを回して、残業0にします!」とかです。

 

コミットメントの生み出し方は、会社によって違います。

ある会社では、社長から「○○しろ!」と言われて、メンバーが半強制的に生み出されるパターン。

ある会社では、社員の口から「○○がやりたい!」と出るように促すパターン。

私の中で、前者は「forceから生まれるコミット」、後者を「内から生まれるコミット」と呼んでいます。

 

 

 

あるコーチは

「内から生まれたコミットでないと充分に機能しない」

と言いました。

確かに、私の活動経験からすると、内から出てきたコミットメントの方が機能しやすいことを強く感じています。

 

では、必ずしも「forceから生まれるコミット」は悪なのでしょうか。

私は過去に「〜〜して!」と言われて、全然やりたくなかったけど渋々コミットをしました。

しかしながら、やってみると、新たな気づきを得たり、段々と関心が湧いてきたり、ということが起こります。

 

私は最近、あえて全てを「相手の意思にお任せする」ということに取り組んでいます。

forceでなんとかしようとはせず、その人の「内」から出てくる気持ちを尊重しようと。

なので、コミットを求めている全てのメンバーには、「あなた自身であなたのコミットを決めてください。」と伝えています。

 

 

 forceをずっとしていた私には、かなりチャレンジングです。

数日やってみて、私に起こった気づきは「私自身はどれだけ周りをエンロールする力がないのだろうか。」ということです。

 相手が「動きたい!」と思えるような声かけの仕方はなんなのか?どんな言葉を選べばいいのか?

そういうことを一つ一つ研究する必要がありそうです。

 

私たちの俳句バトルは、

「面白そう!」

「コーチとしての能力開発になりそう!」

という、私たちの内から出てきたコミットメントです。

 

自然と内からのコミットを引き出せるうえに、自分自身もチームに対してコミットメントとは「苦痛」ではなく「楽しい」という文脈を作るために何が出来るだろうか?