好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

得たい成果を明確にする

記念すべきブログ23日目。

本日は4つの会議のサポートを行いました。

こうして貢献できるお客様がいるのも、常に成長を続けて変化を続けるお客様がいるからこそです。ありがとうございます。

 

一度に多くのお客様を扱うと、「こういうところでつまづくんだな」とか、「ここは会社の文化によって変わるな」といった違いが明らかになるので、とても面白いですね。

 

 

 

あるお客様のところで進捗会議を行なっていた時。

自分たちが起こしたアクションに対する遅れを確認することは行なっていましたが、

一方で成果指標に関する遅れは確認していませんでした。

 

すごい会議で作成する行動計画で最も重視してもらうのは、「そのアクションを実施した結果、どんな成果が得たいのか?」です。

というのも、例えば、「ダイレクトメールを5000通送る」というアクションがあったとします。

ここでいう、「ダイレクトメールを5000通送る」は手段であり、目的は異なるはずです。

多くの会社では、手段と目的が混同されるということが起こります。

 

「ダイレクトメールを5000通送る」によって得たい成果が「成約数10件」だとしたら、「成約数10件いくためにどんなダイレクトメールを送るべきか」が思考されます。

むしろ、2500通しか出していなくても10件の成約が達成されれば残りの2500通は必要ないのかもしれません。

 

 

 

 「得たい成果」とは、あなたの行動の『意義』をぶらさないための一つの要素です。

 

あるお客様の会議の際、3回の会議で毎回行動計画が全く異なるものに変わるということが起こりました。

そのうち、「そもそもミッションが異なるのではないか?」とそもそもの部分の議論を始めました。

 

このチームが大きく動き出すきっかけになったのは「得たい成果」を明確にしたことです。

その成果を手に入れるために、毎週PDCAを回して新しいアクションに取り組んでいきましたが、チームで方向性がぶれることはなく走り続けられています。

 

 

 

ふと思いましたが、私の中でもこのブログを書き続けていることは手段の一つです。

もちろん、得たい成果はブログを書き続けることではありません。

書き続けることを続けていった結果、何を得たいのか?を解き直す必要性を改めて考えさせられました。

 

あなたは、その行動によって、どんな結果が得られていれば、最も価値がありますか?