好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

「用途」と「機能」の違い

記念すべきブログ26日目。

本日は、午前中にBRAT関連で1人会い、午後からはお客様のセッションのサポートをしておりました。

その後は、先輩コーチ行きつけの素敵な美容室で散髪。

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百倍オシャレになりました。

 

「人との出会いが学びを生む」と言いますが、本日はまさにそんな日。

素晴らしい出会いと、素晴らしいFBの連続で、学びにあふれた1日でした。

 

 

 

そんな日の一コマ。

 

 ある先輩コーチが私の時計を見て、

「その時計、変えた方がいいよ。機能ないから。」

と言いました。

私はその時、大手量販店で買った安めの時計をつけていました。

 

機能がない??

いや、私はこの時計を時間を測るために使っていますよ。

機能あります。

もしかしたら時計止まってるのかな?

いや、動いている。ちゃんと。

と思った私。

 

不思議に思い、

「時計の機能はなんですか?」

と先輩コーチに聞きました。


「時計の機能は『信用』だね」

と先輩コーチは言いました。
「だって、時間を知ることは、携帯見たらできるでしょ。」

 

 

 

私がこの話を聞いて考えたのは、

「用途」と「機能」には違いがある、ということでした。

用途とは、その物の使い道を表すのに対し、

機能とは、その物の働きや及ぼす作用のことを言います。

英語だと、用途はa use、機能は functionとか、workなんて訳され方をするようです。

こっちの方が分かりやすいですかね。

 

例えば、「包丁」を考えてみましょう。

包丁の用途は「食べ物を切る」です。

一方で、包丁の機能は「食べ物が切れる」以外に、「持ってると相手に恐怖を与える」とか、もしかしたら「コレクションに出来る」というものがあるかもしれません。

 

機能には、用途にはない「どんな影響を与えるか?」という意味合いが含まれているんですね。

 

 

 

私自身の中で、時計というものは時間を測る用途として使用していました。

その先輩コーチが言った、「時計の機能は『信用』」とは、時計が

「相手に『この人は任す価値があるのか?』という信頼バロメータを左右する」のもの」

という機能を持つ、ということです。

なので、バロメータを向上させるものではない(むしろ下がる可能性がある)時計に対しては「機能がない」と言ったのでしょう。

 

用途だけではなく、機能という区別を持つことは効果的です。

 

と、ボンヤリ考えながら、美容院で髪を切ってもらってる時、私はすごく面白いことに気づきました!(私が言うには)

やはり気のいい場所で思考することは、いいアイディアに繋がりますね。

今日は長くなったので、その話はまた明日のブログに書きます!(多分)