好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

人脈は「つくる」ものではなく「できる」もの

記念すべきブログ44日目。

本日は大阪に来てお客様のサポート。

 

大阪駅に着いたところで、「靴磨きやってます。」の文字が。

私と同い年くらいの方が、路上で靴磨きを行なっているようです。

 

私の靴は最近めっきり磨いてなくて、少し汚れ気味。

投げ銭形式だったので、物は試しと磨いてもらうことに。

 

 

 

磨いてもらっている最中に、いろいろ話を聞きました。

どうやら学生の時にNHKで靴磨きの番組を見て、その素晴らしさに魅了されたとのこと。

一度看護師として病院の方に就職するも、その時の感動が忘れられず、3年後に病院を辞めて靴磨きに転身。

独学で勉強したが思うようなツヤが出ず、プロの靴磨きの方に自分のお金を払って何度も磨いてもらい、技を盗んだそうです。

 

実際、靴磨きは素晴らしいものでした。

私は靴磨き業界のことはあまり分かりませんが、靴のピカピカさはまるで新品のようでした。

お客様のところに行く前になんだか自信も湧き、すごく嬉しかったです。

 

 

 

ちょっと話は変わり、今日こんな記事を読みました。

 「人脈が広い人」と「ない人」は何が違うのか | 堂薗姐さんに聞け!キャリア女の人生講座 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

リクルートの方が、相談者の「どうやって人脈をつくるか?」という質問に答えている内容です。

 

彼女は以下のように回答しています。

「人脈」は多分、「つくる」ものではなくて、「できる」ものなのです。

「役に立ちそうな」誰かとつながることを目的に知り合いを多くする努力をしても、そうやってできた知人は決して役に立ってはくれません。

その前提には自分がその人の役に立つか、があるからです。

相手が自分を「人脈」にカウントしてくれないかぎり、その人が自分の人脈として活きることはないでしょう。

私は人脈づくりのコツ、といったハウツーはないと思っているのです。

 

人脈は「つくる」ではなく、「できる」という発想。

とても共感できます。

 

ある黒帯コーチがセールスのトレーニングを私達に行ってくれた時のことです。

私はセールスのために、どうしたらリード数が増やせるかを聞きに行きました。

しかし、黒帯コーチは

「俺だったらそんなことせず、今いるお客様のところに毎日通ってる」

と言いました。

 

今のお客様が成功して感謝してもらえたら、勝手にお客様は増えていくだろうという発想です。

人脈が自然に『できる』ほど、相手にとって魅力的な人間になれ、と教えてくれました。

 

 

 

先ほどの靴磨きの彼にしても、私は彼のことを教えたくなって、このブログに書いてしまいました。

こうして、人はブランド化して商品が広がるんですね。

 

昨日の「魅力的な人間になる」にも近いものです。

相手があなたを人脈として紹介したくなるほどの、あなたの魅力とは何ですか?