好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

戦略的フォーカス

記念すべきブログ59日目。

本日は伊豆大島に来ました!

伊豆大島で活動しているベンチャー企業様のサポートのために、東京から1時間半かけて到着。

都会とは全然違う環境にワクワクしっぱなしです。

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上の写真は、波治加麻(ハジカマ)神社というところ。

道の両側から生える大量の杉と、足元にカーペットのように広がる苔がとても幻想的です。

会議を行う経営幹部の方々とともに、明日の会議が上手くいくようにお祈りして来ました。

 

 

 

さて、本日はそんな彼らとの事前ミーティング。

私たちすごい会議では、一番初めの会議で「戦略的フォーカス」というものを作ります。

戦略的フォーカスは、簡単に言うと目標で、ここでは半年から一年以内の目標をチームで作成します。

具体的な目標なので、「売上」や「顧客満足度」など、定量的な指標を置きます。

 

経営幹部の方々はお互いに見ているものが違うので、色んな指標が出てきます。

「利益率」を重要視する人もいれば、人事部門の方だと「従業員満足度」を置く方もいます。

 

どの指標が最も重要かというのは私たちには分かりません。自分たちにとって昨日思想ならどれを選んでいただいても構いません。

私たちから声をかけさせていただくときがあるとすれば、「選びすぎ」ている時です。

 

 

 

戦略的フォーカスという以上、ここでは「戦略的に」どこに「フォーカスするか(焦点を当てるか)」を決めます。

重要視したいものは数あれど、「これを最も重要視するのだ!」というものを決めるのです。

なので、戦略的フォーカスで追いかける指標が3つ、4つある状態だと、どこに注力すればいいかわからず、結果として効果的に機能しにくくなります。

 

時に経営者が、幹部の答えた色んな指標をまんべんなく選ぶケースがあります。

(その経営者は、おそらく実際の経営の際にも、そういうことが起きています!)

指標が多くなればなるほど、経営メンバーの目は散り、重要視するポイントが変わります。

 

 

 

すごい会議では、経営幹部も常に自身で意思決定を行えるようになります。

その際の意志決定基準として「戦略的フォーカス達成のために最も効果的なのか何か?」で考えるからです。

また、コーチ自身が経営幹部に対してコーチングが機能するのも、彼らが目指す戦略的フォーカスの下で考えているからです。

 

参加者全員が自主的に判断して動くことが出来るのも、

意思決定基準が明確で、その達成をともに目指しているからです。

 

あなたや、あなたの会社がフォーカスするものはなんですか?