好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

読書の仕方

本読んでると飽きてくる

本は月に20冊くらい読みます。

自分の仕事を深めるためにも、新たな事業を発掘するためにも、読書は重要だと感じています。

 

本は結構じっくり読むタイプです。
速読も何回か試してみたが、読後感が薄く感じるようになってやめました。

読みながらメモを取ったりもするので、本を読むスピードはかなり遅いほうかもしれません。

 

一方で、本を1冊ちゃんと読むのは苦手です。

読んでいると、途中で飽きてきてしまいます。

飽きたら急激に読みたくなくなるので、1日数ページしか進まないとかザラです。

 

自分が興味持ってる分だけ拾い読みするという方法もありますが、

そうすると意外な情報が手に入る可能性が減ってしまう気がしたのでやめました。

 

 

 同時に20冊平行する

じっくり読んで、一方で飽き性。

そうすると本をなかなかたくさん読めないので、最近は読み方を変えました。

 

飽きが来てしまうのは仕方がないので、それには逆らいません。

その分、同時に読む本の数を増やしました。

一度に20冊くらいを併設して読む。

 

20冊くらいから、読みたくなった本を読みたい時に開く。

で、飽きたら読むのをやめます。それで次の本に移ります。

1冊だけ見ると、1日数ページしか進まないこともありますが、月でいうと20冊くらい読めるようになって来ました。

 

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ちなみに、本は専らkindleで読みます。

というのも、飽きた際に次の本にすぐに切り替えられるからです。

それに、スマホ一個あれば一度に何冊でも持ち歩けます。

カバンが重たくなりません。

色んな本を一度に読む自分にとってはものすごく重宝するアプリです。

 

 

同時並行の効用

色んな本を読んでると、面白い気づきがあります。

ちなみに僕はビジネス本以外にも色々読みます。

というのも、飽きたら他の本を読む時に、同じ分野だと結局飽きてしまうからです。

 

そんな中、ある2冊読んでいて驚きが。

一冊は、著名な方々が結構進めていた『サピエンス全史』の一文。

認知革命の結果 、ホモ ・サピエンスは噂話の助けを得て 、より大きくて安定した集団を形成した 。だが 、噂話にも自ずと限界がある 。社会学の研究からは 、噂話によってまとまっている集団の 「自然な 」大きさの上限がおよそ一五〇人であることがわかっている 。ほとんどの人は 、一五〇人を超える人を親密に知ることも 、それらの人について効果的に噂話をすることもできないのだ 。

 

2冊目は、先輩からオススメされた『なぜこの人と話をすると楽になるのか』

ヒトはふつうに生活していると 、一〇〇から二三〇くらいまでのパ ーソナリティを把握することができるんだそうです 。平たく言うと 、人間の群れはひとりにつきだいたい一五〇人くらいまで広げられる 。うん 、そんなにいませんという人でも 、そこまではいけますって話 。

この2冊で同様の「コミュニケーションの限界は150人」という数字を扱っていました。

同時に色んな本を読んだからこそ、気づけた効用だと思います。