好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

ギャップを扱う

エネルギーを上げる

自分のパワーが上がる方法はいくつかあるんですけど、

一番パワーが上がるのは、人と会って話をした時です。

 

本を読むとか、動画を見ることでも上がるんですが、

リアルに、5感を感じながら人のエネルギーを感じている時っていうのは何倍にも増しますね。

 

 

会話の中でも、エネルギーが上がる会話と、エネルギーが上がらない会話があります。

エネルギーが上がらない会話は、一方的に興味のない会話をされている時だったり、

一問一答式で会話が続かない時です。

 

会話っていうのはキャッチボールです。

投げ返すたびに相手から威力の高いボールが返ってくるからこそ、会話にエネルギーがこもってきます。

「なるほど!それで?」

「そうなるんですか?!それどうしたんですか?」

「そんな考えに至ったんですね!」

エネルギーが高まると、相手も乗ってきますし、自分も楽しくなります。

 

 

ギャップ

最近、気づいたのですが、

ギャップってすごく会話を引き出しますね。

 

すごくチャラそうな人がむちゃくちゃ真面目な事業を行なっていたり、

今でこそ成功しまくってる人が苦労の時代を過ごしていた過去があったり。

 

第一印象で相手のイメージをちょっと作ってから会話すると、

むしろ効果的な会話の材料になる気がします。

 

第一印象っていうので気を悪くする方もあんまりいません。

「そう見られている」っていうのはその人にとっていい認識機会になるし、違ったとしたらむしろその訂正が会話の材料になります。

 

 

ギャップを扱う

すごい会議コーチングでもギャップを使う時があります。

「多くの場合、こうするじゃないですか?」

「うんうん」

「でも今日は一旦これでやってみてください。」

「えー!?」

みたいな。

ギャップを持った状態で体験すると、普通の記憶よりも残りやすいんじゃないかと思っています。

 

コーチングでも、ちょっと的は外れているかもしれないけど、思い切って強いこと言っちゃうこともあります。

「○○さん、やる気ないですよね?」

「え?ありますよ!」

「え?本当ですか?全然伝わってないんですけど、僕だけですか?」

というような。

普段よりも強調するからこそ、その人もメンバーも「どんなところがそう見えたんだろうか?」と考える機会になります。

 

 

普段すごく優しくしてくれる人が急に厳しいこと言ったりすると、いつも以上によく聞いちゃったりしますよね。

その逆もまた然り。

 

「ギャップを扱う」っていうのは、いつも以上に場に影響を与えたい時に機能する武器に近いものかもしれません。