好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

Personality と Character

昨日、MBTI診断というのを受けました。

MBTIとは、世界中で使われているタイプ診断です。

世界40カ国以上で行われているそうで、私は会社を通して診断する機会をいただけました。

結論から言うと、とても納得しつつ、驚きの結果が出ました。

 

今まで私も数あるタイプ診断をやってきました。

(ストレングスリーダーシップとかエニアグラムとか。)

このMBTI診断が今までと違うところは、MBTIの資格を持つ人に直接診断してもらう点です。

 

というのも、多くの場合こういったタイプ診断を行うと、

自分の今の役割に則って答えてしまったり、

自分の理想の姿を想像して本来の自分ではない答えを選んでしまうことがあります。

 

こういったものをPersonality(パーソナリティ)と言います。

パーソナリティは誰しもが社会生活を営む上で持っているものです。

例えば、父親としてのパーソナリティだったり、会社の役員としてのパーソナリティだったり。

人は誰しもいくつものパーソナリティを持っています。

 

しかしながら、それはあくまで社会を営む上で作り上げた別の自分であり、

本来の自分ではありません。

まさにPersona(=ペルソナ)として仮面をつけた自分なわけです。

 

一方で、Character(キャラクター)は、

ペルソナではない本来の自分です。

生まれつき誰しもこれは持っているものであり、

生涯変わることのないものだそうです。

 

MBTIが他の診断テストと異なる部分は、

まさにこのCharacterが何か?ということを

間に人が入りながら確認していくので、

オンラインだけのテストとはそこが大きく違う点になります。

 

 

 

前置きが長くなったんですけど、

僕自身はこのテストを受けてみて、

「え?!僕ってこんな人間だったの?!」

ととても驚かされました。

 

というのも、今まではどちらかというと、

外向的で突き進んでいくリーダータイプだと思っていましたが、

本来の自分は(少なくとも昨日の診断結果では)、

内向的で周囲の気持ちを慮る人間だと出たからです。

 

学生時代は積極的に自分の考えを発信して、

周囲に自分の考えを論理的に伝えられるように苦労した覚えがあります。

どちらかというと、それはPersonalityで、社会的な役割だったんですね。

 

実際、一人で読書したりとかで時間を使う方が好きだし、

自分の価値観や信条を曲げるのが本当に辛いこともあります。

 

CharacterとPersonalityの区別って良いですよね。

どっちの自分も自分なので、悪いところは一つもない。

このテスト受けて一番良かったのは、そんな全然違う自分も受け入れられるようになったことです。