好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

最強のPDCA

どすえの新潟合宿2日目。

本日は無印良品の物流を担当されている株式会社アール・ケィ・トラックさんの見学に行ってきました!

 

この会社、Croozの社長である小渕さんが数年前に見学に来た際に、従業員と会社の仕組みの素晴らしさに驚愕したという逸話を持つ会社なんです。

そんな素晴らしい会社様を紹介されて見に行かざるやえんや!ということで、この会社を見学するために新潟に来ました。

 

実際に見学してみると、本当に凄まじかったです。

まず、ほとんどの方が女性のパートの方なんです。そして、それらをまとめる班長もパートの方。

しかしながら、この方々はそこら辺の中小企業の社長だったらビックリするレベルの方達。

というのも、毎日のノルマを達成するために、1日3回は班長同士で集まって進捗の確認と問題解決。

さらに、それぞれの部署で生産性に目標があり、毎日その生産性に関して現場レベルで問題解決を行なっています。

 

生産性やノルマは明確に数値化されており、パートの方同士で、「私は今日○○件出来たよ!」という会話が起こるといいます。

仕組みも素晴らしく、物流でありがちな「分類のミス」が起こらないようにLEDライトが何をどこに入れればいいか表示してくれたり、

「誰が見ても分かりやすいロケーションを作る」というコンセプトのもと、棚や表示の配置が絶妙なんです。

何度PDCAを回したのか、と感嘆するほどでした。

 

しかも、それだけではありません。

自分の中での一番のブレイクスルーは、「物流倉庫のイメージ」が変わったことです。

僕の中での物流倉庫のイメージは、暗くて、工場の機械の音が響いているイメージだったんです。

 

一方で、アール・ケィ・トラックさんのところはむしろその真逆でした!

倉庫の中の様々な機材はピンク色や青色だったりと色鮮やか。倉庫内にはいつも有線でJ-popなどの音楽が流れています。

女性がほとんどの会社だからこそなのでしょう。まるでテーマパークに来たのかと、最初に感じました!

 

こんなことが起こせるのも、日々のたゆまぬ改善と進化があったからこそ。

アール・ケィ・トラックさんでは、その日にあげられた問題は、簡単なものならなるべくその日中に改善する、と仰っていました。

これを口で言って、本当にできている会社は世の中に何社あるでしょうか?

 

マージナルゲインとは言いますが、PDCAがここまで機能するんだな、というのを目の当たりにしました。

これを今後僕らのチームの成長にも活かしていきます!