好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

生活におけるルールは?

ルールをたくさん設ける

 

毎日に変化と効率を生み出すため、ルールを作るようにしている。

例えば、最高の眠りをするためのいくつかのルールがある。
ひとつ、カーテンは開けて寝る。

ひとつ電気も消す。

といった、当たり前のようなこともそのひとつだ。


1日10個のルールを作れば、1年間で3600個のルールができる。

ルールが多すぎて、がんじがらめにならないか?息苦しくならないか?

いや、ここでは、「再現するためのルール」ではなく「自由であるためのルール」をクリエイトすることがオススメだ。

 

そのルールは生活を縛り付けるものではなく、余計な思考を減らし、常に最高のパフォーマンスを発揮するためのものとする。

 

 

モーニングページ

 

例えば、毎朝やっているモーニング・ページはルールのひとつだ。

これは、毎朝必ず3ページ、何でもいいから頭に思いついたことを紙に書く。

3ページはどうしても書かなければならないルールだから、頭の中で起きるいいアイディアも悪いアイディアも全て紙に書かなければならない。

そうすると、普段どれだけ頭の中で吟味しているか実感できる。

 

エジソンがこんな言葉を残している。

ほとんど全ての人間は、もうこれ以上アイディアを考えるのは不可能だと言うところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。いよいよこれからだというのに。

 

アイディアがなければ、アイディがない、と書く。そうすると、エジソンの言うように自然とクリエイティブになっていくわけだ。

 

 

自由であるためのルール

 

すごい会議の時も、「アイディアお手元のポストイットに3つ以上書いてください」というルールがあった。

参加者はなんでもいいから必ず3つ以上書かなきゃならなかった。

こういった自由とクリエイティブであるためのルールは、決して発想を縛り付けるものではない。

いや、むしろ制限があるからこそ、発想が豊かになる。

 

TEDを日本に持って来てTED東京を生み出したパトリックニューウェルが言うには、

ルールは悪いものばかりじゃないですよ。たとえば、グーグルの20%ルールとか。それが「質」。自由を制限するためのルールではなく、自由であることをサポートするためのルールです。

 

およそクリエイティブだと周りから評される人は、自由であることをサポートするためのルールが至る所にある人が多い。

散歩もそのひとつだ。

これを機会に、そういう「ルール」を作ってみては?