「感性」を頼る
2日前くらいに自分のスーツを見て、
即座に「これクリーニング出したほうがいいわ」と思いました。
5 seconds rule
5秒の法則というものがあります。
何か面倒だな、と思ったことをやれる状態にするためには、
5秒数える間に行動を起こすのが良いらしいです。
というのも、人間は5秒以上同じことについて考え続けると、
防衛本能が働いて「やらなくて良い理由」を探すようになるそう。
朝起きる時とかまさにそうですよね。
昨日の夜まではあんなに早起きしようと思っていたのに、
朝になれば「あと30分だけ・・・」なんて日常茶飯事。
起きよう!と思ったら、5秒数えてエイッ!と起きる。
それで早起きっていうのは出来るようになるそうですよ。
(そういえば僕も起きる時は飛び起きることが多いです。)
First chess rule
すごい会議でもよく話すのが、
「5秒で考えて出した答えと、30分考えて出した答えでは86%同じになる」
という話です。
(よく見ると上の記事にも書いてあった。「ファーストチェス理論」というようです。)
これ、その場その場の「感情」ではなくて、
「感性」に応えるって感じです。
長く考えていると、頭が「やらなくていい理屈」をこね始めるので、
(これを巷では「屁理屈」といったりもする。)
最初の「感性」に従うように行動しようと思ったら初速が大事になってきます。
初速をつけようと思ったら、大きい荷物しょってるとバテちゃうので、最初はスモールスケールで色々試してみるっていうのが良さそうです。
Mehrabian rule
メラビアンの法則っていう、人の信頼は視覚情報が半分以上を占める法則のことですが、
視覚情報で言われる「見た目」っていうのも、
会って最初の5秒で判断されるみたいです。
その人の中の「感性」が
「あ、この人すごい付き合いやすい人だな」とか
「この人と繋がりもっておくと価値ありそうだな」って
思わせるそうですね。
もちろん話しているうちにボロが出ることもありますが、
それでも信頼には第一印象が最も影響するんでしょう。
ちょうどスーツもクリーニングから帰ってきたので、
第一印象を良くして周囲の「感性」を刺激するぞ。
気の問題
頭が痛い
頭が痛くて、体全体が重いなぁと感じます。
「体が重いから仕事ができない訳ではない。
寝ながらでも仕事は出来ます。
人間の体は果たして体が起きてる方が本当に生産的なのか。
むしろ寝てる方が体疲れないしいいのではないか。
ナマケモノだって食事から出産、交尾までぶら下がったままするそう。」
そんなことを考えながら、起き上がってちゃんと仕事してます。
ロキソニンを買って飲んでみましたが、あんまり良くなってない気がする。
病は気から
病は気から、という言葉があります。
気 とはすごいもので、コンディションをかなり左右します。
世の中には、気をよく持っていたら、絶対治らないと言われたガンも治ったケースがあるとか。
すごい会議でも、「気がいい」なんて言い方をよくするのですが、
例えば、アイディアを出すときにせよ、どんな部屋で、どんなメンバーで出すのかで全然出方が違います。
暗くてジメジメした部屋だとアイディアもあまり出てきません。
落ち込んでる人が1人でもいたりすると、解決策の調子が当社比50%下がります。
些細な匂いとかでも違うらしいです。
自分の気 というものは些細なことでも大きく変動したりするので、
やる気を削ぐ発言だったり、空気の悪い会議室だったりは気をつけた方がいいかもしれません。
水かけるフリ
今年の5月、トライアスロンに出たときに、頭と足に水をかけると、少し元気になるような感覚を得ました。
「水かけただけで何かが回復したとは思えないしな。これって気の問題なんじゃないか?」
そう思って、あたかも紙コップを持って水をかける「フリ」をしてみたんです。
そうしたら、ちょっと足がいつもより動くようになったんですよね。
改めて言うと、そのとき、水は一切かかってないんですよね。
だけど、足に元気が出たので、やっぱりこれも「水をかけたら調子が良くなる」っていう自分の気があるからなんじゃないかと。
風水
風水っていうのは、気の流れを良くするためにある、と言われていますが。
風水が本当に気を良くするか悪くするかは分からないんですけど、
風水通りにやって、「気の流れがいいと感じる自分」にこそ意味があるんじゃないかと思います。
学生の時、風水に書かれた通りに部屋のレイアウトを変えた時がありましたが、
そのときは、なんだかいつも以上にやる気が出てきたのを覚えています。
僕の頭痛いのも、もしかしたら気の問題かもしれません。
ロキソニン飲んだので回復する。回復する。
読書の仕方
本読んでると飽きてくる
本は月に20冊くらい読みます。
自分の仕事を深めるためにも、新たな事業を発掘するためにも、読書は重要だと感じています。
本は結構じっくり読むタイプです。
速読も何回か試してみたが、読後感が薄く感じるようになってやめました。
読みながらメモを取ったりもするので、本を読むスピードはかなり遅いほうかもしれません。
一方で、本を1冊ちゃんと読むのは苦手です。
読んでいると、途中で飽きてきてしまいます。
飽きたら急激に読みたくなくなるので、1日数ページしか進まないとかザラです。
自分が興味持ってる分だけ拾い読みするという方法もありますが、
そうすると意外な情報が手に入る可能性が減ってしまう気がしたのでやめました。
同時に20冊平行する
じっくり読んで、一方で飽き性。
そうすると本をなかなかたくさん読めないので、最近は読み方を変えました。
飽きが来てしまうのは仕方がないので、それには逆らいません。
その分、同時に読む本の数を増やしました。
一度に20冊くらいを併設して読む。
20冊くらいから、読みたくなった本を読みたい時に開く。
で、飽きたら読むのをやめます。それで次の本に移ります。
1冊だけ見ると、1日数ページしか進まないこともありますが、月でいうと20冊くらい読めるようになって来ました。
ちなみに、本は専らkindleで読みます。
というのも、飽きた際に次の本にすぐに切り替えられるからです。
それに、スマホ一個あれば一度に何冊でも持ち歩けます。
カバンが重たくなりません。
色んな本を一度に読む自分にとってはものすごく重宝するアプリです。
同時並行の効用
色んな本を読んでると、面白い気づきがあります。
ちなみに僕はビジネス本以外にも色々読みます。
というのも、飽きたら他の本を読む時に、同じ分野だと結局飽きてしまうからです。
そんな中、ある2冊読んでいて驚きが。
一冊は、著名な方々が結構進めていた『サピエンス全史』の一文。
認知革命の結果 、ホモ ・サピエンスは噂話の助けを得て 、より大きくて安定した集団を形成した 。だが 、噂話にも自ずと限界がある 。社会学の研究からは 、噂話によってまとまっている集団の 「自然な 」大きさの上限がおよそ一五〇人であることがわかっている 。ほとんどの人は 、一五〇人を超える人を親密に知ることも 、それらの人について効果的に噂話をすることもできないのだ 。
2冊目は、先輩からオススメされた『なぜこの人と話をすると楽になるのか』
ヒトはふつうに生活していると 、一〇〇から二三〇くらいまでのパ ーソナリティを把握することができるんだそうです 。平たく言うと 、人間の群れはひとりにつきだいたい一五〇人くらいまで広げられる 。うん 、そんなにいませんという人でも 、そこまではいけますって話 。
この2冊で同様の「コミュニケーションの限界は150人」という数字を扱っていました。
同時に色んな本を読んだからこそ、気づけた効用だと思います。
ワクワクするか詰めるか
朝の自分へのコーチング
朝、たまに体が重いと感じる時があります。
雨が降ってる時には特に感じます。
あぁ〜、起きたくないな、と。
きっと、起きて外に出た先を想像してしまうからでしょう。
雨の中で足元を鳴らしながら歩く姿を。
ジメジメして汗が吹き出し、肌に張り付くシャツの感触を。
そういう時、一旦雨のことは横に置いておくようにします。
もしかしたら、支度を終えて外に出るときには晴れるかも知れません。
支度中に予定がなくなって、外に出なくて良くなるかもしれません。
なので一旦は、とにかく体を起こすために、自分に質問します。
今ここで体を起こすと、僕の人生は何で満たされるのか?
人との出会い?
革新的なアイディアの創出?
見かけていた映画を視聴して、娯楽を充実させてもいい。
せっかくなら筋トレをしてみてもいいかもしれない。
出来ることはたくさんあるなぁとワクワク。
体も自然と起き上がってきます。
ワクワクで促す
交流会などでバリバリの自営業や経営者の方と話していると、
「朝は寝てられない。不安になって仕方がない。ドキドキして起きちゃう。」
という方がいらっしゃいます。
そういった緊迫感が自分自身のパワーになることは多くの方でもあるかと思います。
ただ、僕の場合はむしろ、そういうプレッシャーが体を動かさないことが多いです。
なんか、もういいや、みたいな感情になってしまいます。
自分の感情に対して、どんな会話が最も効果的なのかを考えた結果、「目の前にある圧力」よりも「目の前にあるワクワク」の方が体を動かすことが分かりました。
機能する言葉を考える
すごい会議をやっていて、「詰める」コーチングをしてしまうことがあります。
「それ、いつまでにやるんですか?」
「そのために何件営業行くんですか?」
自分に対して機能しない言葉をお客様に使って、機能するわけがありません。
「この人にはワクワク系かな?それとも、詰める系かな?」
この時のこの人の状況なら、どっちの方が機能しそうか。
そんなことを考えるのがとても楽しいのがコーチングです。
コミットメントとテスト
久しぶりに更新
9月からブログ再開します。
再開するにあたって、最初のタイトルをすごく考えました。
「連続ブログ執筆記録1日目!」っていうのも考えたんですけど、やめときます。
そうすると49日やって1日休んでしまったら、それだけでむちゃくちゃショックですし。
「続けなきゃ」っていう変なプレッシャーもかかるので。
5月と6月の経験から、ブログを続ける事は難しくはない。
なので、モチベーションが続くようなタイトルをつけていきます。
久々の再開と考えると、なぜか特別なことを書かなければならない気分になります。
別に久しぶりだからって何か違うことをする必要はないんですけどね。
肩に力が入るというか、「よーし、書くぞ!」みたいな。
記念日のような意識が自分の中にプレッシャーを作っているのかもしれません。
コミットメントってビビる
閑話休題。
すごい会議で、何か新しいアクションを決めた時、それは「コミットメント」と言われます。
コミットメントは約束であり、「絶対にやる!」という不退転の決意に近いものです。
正直言うと、コミットメントって最初怖かったんです。
「コミットメントをどうぞ。」って言われると、ものすごいプレッシャーを感じて、やらなきゃ死ぬ、みたいな。
もちろん、それくらいの心持ちで臨まれるからこそ、すごい会議で成果を出すチームは圧倒的な実行力を持っています。
ただ、中にはコミットメントって言葉に必要以上のプレッシャーを感じてしまう人もいるのではないかと。(僕みたいに)
やること全部がコミットメントじゃなく、ものによって言い方を変えてみると、見え方が変わりそうです。
コミットメントを言い換えてみる
試しに「コミットメント」を「テスト」と言い換えてみます。
「コミットメント」よりも幾分かプレッシャーは下がって、なんだか「1回やってみようかな」くらいの気楽さが出てきた気がします。
「プロトタイプ」と言い換えたらどうですかね?
他の言葉よりも何か「創り上げる!」っていうイメージが強いですね。
目で見て分かる明確な成果物が求められてきそうです。
「やること」と置き換えるとコミットメントの時よりタスク感が強くなりますね。
「言い換え」を楽しむ
コミットメントを生み出す。
やることを生み出す。
テストを生み出す。
プロトタイプを生み出す。
言葉によって生まれてくるアクションに違いがありそうです。
また、「このアクションにはコミットメントよりもプロトタイプの方が機能しそうだね。」という会話も出来そうです。
お客さんの場合はどの言葉が機能するのか、それを考えてみるのも面白いです。
たまにはいつもと言葉を変えてみると、自分の中で意外な反応の違いがあるかも知れません。
このブログも、コミットメント?
うーん。それよりもテストですね。
好きなので、気軽にやる。
その中で、自分の考えにも気づいていける実験です。
必要なのか?効果的なのか?
記念すべきブログ60日目。
本日は綺麗な自然の広がる伊豆大島でday1、11時から22時までの11時間の会議サポート。
久々のday1で、とても楽しめました。
これまでの私の会議は手順通りに進めることがメインでしたが、今日まさにセッション。
いつもの会議を変えて、お互いの関係性や目標への関わり方に違いが起きまくりました。
意思決定者からも「ぜひまた来て欲しい!」と言われて、とても嬉しかったです。
その後は地元の方達とお酒を酌み交わして、最高の夜でした。
伊豆大島、最高!(単純)
今日の会議で、自分の中で色々気づいた一幕。
すごい会議では、戦略的フォーカスを作った後に役割分担を決めます。
ここでは、
「定めた戦略的フォーカスを達成するうえで最も効果的な役割分担は何か?」
ということを皆さんに質問します。
というのも、お客様に一番気をつけてもらいたいのは、ここでの役割分担は「必要だから」ではなくて「効果的だから」で考えて欲しいからです。
会社の中で「必要」な役割は(特に大きい会社ほど)数多くあるかと思います。
例えば、経理の仕事は会社の一機能としてほぼ必ず求められてくるものです。
ただ、戦略的フォーカス達成のために効果的な機能を持たなければ、バームクーヘンには入れなくても構いません。
必要なものまで入れ出すと、6つ以上の役割になっていきます。
その際には、特に戦略的フォーカスを達成するために効果的なものだけ選んだ方が効果的だと考えています。
戦略的フォーカスで追いかけている数値が一つなのであれば、特に重要な役割は多くても3つほどになるはずです。
もちろん、経理が効果的な役割を持つこともあります。
例えば、利益率を上げるためにいかにコストを減らすか、ということを重要視するときには、経理のコスト削減が鍵を握るかもしれません。
なんであれ、常に考えるべきは、「効果的なのはどれか?」ということです。
「効果的なのはどれか?」は全てのことで重要です。
役割の担当を決めるときにも、あえてそこにいる参加者を全て担当としてつけようとする人がいます。
ここでも、効果的かどうかだけなので、入らない人がいてもオールオッケーです。
責任は全員にありますからね。
あなたの会社のチームで作っているチームは、「必要な」メンバーですか?目標に効果的なメンバーですか?
戦略的フォーカス
記念すべきブログ59日目。
本日は伊豆大島に来ました!
伊豆大島で活動しているベンチャー企業様のサポートのために、東京から1時間半かけて到着。
都会とは全然違う環境にワクワクしっぱなしです。
上の写真は、波治加麻(ハジカマ)神社というところ。
道の両側から生える大量の杉と、足元にカーペットのように広がる苔がとても幻想的です。
会議を行う経営幹部の方々とともに、明日の会議が上手くいくようにお祈りして来ました。
さて、本日はそんな彼らとの事前ミーティング。
私たちすごい会議では、一番初めの会議で「戦略的フォーカス」というものを作ります。
戦略的フォーカスは、簡単に言うと目標で、ここでは半年から一年以内の目標をチームで作成します。
具体的な目標なので、「売上」や「顧客満足度」など、定量的な指標を置きます。
経営幹部の方々はお互いに見ているものが違うので、色んな指標が出てきます。
「利益率」を重要視する人もいれば、人事部門の方だと「従業員満足度」を置く方もいます。
どの指標が最も重要かというのは私たちには分かりません。自分たちにとって昨日思想ならどれを選んでいただいても構いません。
私たちから声をかけさせていただくときがあるとすれば、「選びすぎ」ている時です。
戦略的フォーカスという以上、ここでは「戦略的に」どこに「フォーカスするか(焦点を当てるか)」を決めます。
重要視したいものは数あれど、「これを最も重要視するのだ!」というものを決めるのです。
なので、戦略的フォーカスで追いかける指標が3つ、4つある状態だと、どこに注力すればいいかわからず、結果として効果的に機能しにくくなります。
時に経営者が、幹部の答えた色んな指標をまんべんなく選ぶケースがあります。
(その経営者は、おそらく実際の経営の際にも、そういうことが起きています!)
指標が多くなればなるほど、経営メンバーの目は散り、重要視するポイントが変わります。
すごい会議では、経営幹部も常に自身で意思決定を行えるようになります。
その際の意志決定基準として「戦略的フォーカス達成のために最も効果的なのか何か?」で考えるからです。
また、コーチ自身が経営幹部に対してコーチングが機能するのも、彼らが目指す戦略的フォーカスの下で考えているからです。
参加者全員が自主的に判断して動くことが出来るのも、
意思決定基準が明確で、その達成をともに目指しているからです。
あなたや、あなたの会社がフォーカスするものはなんですか?