好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

感情をそのまま表現する

記念すべきブログ53日目。

本日は学びの多いコーチ同士のトレーニングday。

 

 

そんなトレーニングdayの中でも、今日は最高に大きなことに気づきにあふれた日でした。

 

本日のトレーニングが終わりがけに、

「今日、何を得たか?」と言う質問をされました。

私はいつものように私が得た今日の学びを皆さんにインパクトが起きると思い、答えました。

「クライアントとの関係性の進化は、私の日常のオーバーレスポンドから起きるという気づきを得ました。」

 

そしたら先輩から一言。

「お前の学びに興味はないし、面白くない。

お前の感情のシェアをしろ。」

と言われました。

 

感情のシェア?

そんなものを伝えて場にどんなインパクトが起こるんだ?

違和感しかありませんでしたが、そこはCoachableにまず試してみます。

「『こりゃすげぇ!』と思いました!お客さんにこんな風に使ってみようというイメージがたくさん湧いてきました!」

 

そうすると、意外にも周りから「絶対そっちの方がいい!」という声が。

え?こっちの方がいいの?

 

 

 

私は友人からいつも「お前は何考えてるか分かんない」と言われ、

母親からは「あんたのブログは学びがあるから面白いけど生活感がないから、智大くんのブログの方が好きだわ。」と言われ、

(そもそも読んでたことにびっくりですが)

結局何を改善すればいいかわからない始末。

 

しかしようやくその金脈が明らかになりました。

私は「感情を表現する」ということが、こんなにも人を惹きつけることになるとは、思ってもいなかったのです。

 

最高に楽しいなら、「楽しい」と大声で叫ぶ。

先輩でもムカついたのなら、「ムカつきました。」とはっきり言う。

何かいいことを言おうとする私には、人は寄ってこない。人は感情に正直な私に引き寄せられる、ということが分かりました。

 

 

 

これまで自分がどれだけ感情のシェアをしてこなかったかを本当によくわかりました。

 

これからは何かいいことを言おうとする自分での一切手放して、感情に正直に、出てきた感情をそのまま表現する、ということにチャレンジしてみます!

 

このブログの文章形態も、もしかしたら全然違うものになるかもしれませんが、それはそれでご愛敬。

その時楽しいと思ったら、ぜひ読んでください。

 

いやー、しかし。

人と女の子との関係性が変わる未来が見えて、ワクワクしますね。

 

 

遠慮と配慮の違い

記念すべきブログ52日目。

コーチという仕事をしていてつくづく思うのは、

「お客様は『すごい会議』には少ししかお金は払ってくれない。コーチその人自身にお金を払っている。」

ということです。

コーチとして売れるためには、すごい会議を極めるよりも、お客様に価値を感じてもらえるほど自身が魅力的になることの方がよっぽど重要だと実感しております。

 

 

 

あるコーチから言われたのは、
「配慮はしても遠慮はするな。」

この言葉は、学生時代に先輩から言われたことのある、とても印象に残る言葉です。

 

配慮と遠慮の違いに関して。

この一見同じような2つの言葉にも明確な違いがあります。

「配慮」は、よく考えること。

「遠慮」は、思ってることを言わないこと。もしくはオブラートに包むこと。

つまり、「配慮はしても遠慮はするな」とは、言い方やり方はよく考えるべきだが、主張を包み隠したり言わない必要はないということです。

 

 

 

私は、相手に対して自分の言いたいことを主張する、ということをほとんどしていませんでした。

そんなチャレンジしない私に対して、社長は

「いざ行動しようとすると心の中で葛藤や抵抗が起きるから。
その葛藤や抵抗に抗って行動するのが1.01の行動なのよね。」
「俺は10回セールスしたら、どんな状況でも絶対にリクエストしてたのよ。
この人怒りそうとか、今雰囲気悪いしと思っても。
それが今の結果に繋がってるわけよ。」
と言いました。

 

 

 

すごい会議コーチでも売れている人は、クライアントの経営者に対してもはっきり主張します。

近くの社員でさえも、思ったことをはっきり言ってくれない中で、経営者はコーチという存在にかなりの希少価値を感じるのでしょうか。

 

何にしても、「自分が思ったことがあったらはっきり言う。」

「相手にとっても自分にとってもベストだと思ったら躊躇なく提案する。」

ということは価値を高める一つのポイントのようです。

 

そんな私の今のテーマは

Struggle Against Conflict(葛藤に抗え!)

です。

 

すごい会議の言葉で、

「人質は死んだ!」

というものがあります。

 

ここでいう人質とは、契約者のことを指すのですが、

「ここでこんなこと言ったら嫌われてしまうかもしれない」

「受注につながらないかもしれない」

そう思ったとしてもベストな提案だと思えば、躊躇なく提案する、

ということを毎日実践していこうと思います。

 

 

 

期日を尊重して考える

記念すべきブログ51日目。

本日は新たなチャンスが3つ4つも舞い込んできた日でした。

それもこれも、「まず動いてみる、やってみる」「大きく思考する」を貫いてきたここ数週間の成果です。

自分が大きく変わってきたことを実感しております。

 

その上で、本日はまた自分の新たなブレイクスルーポイントを発見しました。

行動し、発信したからこそ、見えた発見。

常に気づきをもたらしてくれる身近な方々に感謝しかありません。

 

これからも魅力的な私にシフトチェンジしていきます!

 

 

 

さて、話は変わりまして。

あるお客様の進捗会議をしていた際。

残り1週間を残して、1ヶ月の目標数値の半分も届いていないコミットがありました。

 

そのお客様は、

「今月の達成は難しいので、期日を1ヶ月遅らせます。」

と私と参加メンバーに伝えました。

 

通常なら、期日を遅らせてもおかしくない状態です。

私は

「なるほど。ありがとうございます。

では、皆さん。○○番のコミットメント、どのようにすれば期日までに完了しますか?」

と伝えました。

参加メンバーも、期日までに達成するための様々なアイディアを出し合いました。

 

 

 

すごい会議では一見不可能に思えるような目標を立てるので、期日に間に合わなくなりそうなことは日常茶飯事です。

それはそうでしょう。

今まで月の成約数が10件行けばいい方だった人が、「今月30件やります!」と言い出してしまうのですから。

得たい成果を大きく考えるので、今までよりも数レベル上の問題が降ってくるのです。

 

 

「そんなこと無理だろう」と思いますか?

もちろん、立てた時には出来る根拠など一切無い時もあります。

(もちろん作成時に「成功へのストーリー」は作りますが、上手くいかないことがほとんどです。それで上手くいっていたら、私達が行かなくても目標達成していたはずです)

 

出来る根拠はいっさいありません。

では一方で、「出来ない」とする根拠もあるのでしょうか?

 

 

 

すごい会議で決して期日を遅らせずに考える理由は、何が何でも決めた期日までに達成しようと頭を絞ることで、今までに起きなかったことが起きやすくなると考えているからです。

 

期日を遅らせることはいつでも出来ます。

であれば、まずは期日までに達成するために何が出来るのか、必死で頭を捻らせることがブレイクスルーの第一歩なのです。

 

疑問文のレベルを上げる

記念すべきブログ50日目!

 

毎日続けてきたブログも本日で50の執筆を行いました。

このブログは、そもそもの目的であった、私のしていることを多くの人に伝えることに一役買ってくれました。

これをきっかけにして、お客様からコミュニケーションをされることも。

 

私自身にとっても、自分の頭の中を整理するうえでもとても有益なものになりました。

また、私には50日間同じテーマでブログを書くことのできる能力と、根気があることが分かりました。

(こうした自信は、コミットをするうえでもとても重要なのです。)

 

私としても、書きたいことはあらかた書ききったので、大満足です。

また、私自身もまた新たにチャレンジしたいことが見つかりました。

 

このブログを今日まで続けてきたからこそ、気づくことが出来たといっても過言ではないです。

多くの方に読んでいただいて本当にありがとうございました。

 

 

というわけで、

 

 

明日からもまた頑張ります。

 

とりあえず行けるところまでやってみます。 

AKBの卒業ほのめかすときってこんな感じですよね。

 

 

 

すごい会議では、自分やチームの解決したい問題を

「どのようにすれば~だろうか?」

という疑問文に置き換えます。

 

ですが、それだけで終わりません。

「どのようにすれば~だろうか?」

の変更した文章に、さらに「こんなことが起きたら最高!」と思われるような魅力的なワードやフレーズを付け加えて、疑問文を作り直します。

 

例えば、

「どのようにすれば、いい人材を採用できるだろうか?」

という文章は、

「どのようにすれば、日本一優秀な人材が採用できるだろうか?」

という形に置き替えるのです。

 

 

 

Think Big。

人間は大きく考えると、ワクワクしたり、むしろ意欲が湧いてきたりするようです。

また、日本一のレベルで考えれば、出てくる解決策も全く変わってきます。

(地区優勝を目指している野球チームと、甲子園を目指す強豪校だと、練習メニューが全く違うことは想像つきますよね)

 

お客様の中には、疑問文に置き替える、ということに関しては、

私たちが伺う前からも(言語化できていないとしても)使っている人がいます。

しかしながら、「こんなことが起こったら最高!」のレベルで疑問文を創るということは、かなりパワフルな気付きを与えられます。

 

私自身もすごい会議に入って一番衝撃を受けたのが、このことでした。

「こんなことが起こったら最高!」というレベルで考えると、

自分自身がそれまでどれだけ小さなことを悩んでいたのが驚かされます。

「これを解決したいんなら、そんな小さなことにくよくよするよりも、それ以上にやらなければならないことがあるんじゃないのか?」と疑問文が訴えてくる感覚です

 

自分にどんな疑問文で語り掛けると、今までと違うことが起きそうですか?

responsibilityとaccountabilityの違い

記念すべきブログ49日目。

本日はBRATのメンバーと話しました。

教育にかなり力を入れているようで、話していると本当に面白い話題が沢山飛び交います。

最終的には、一緒に教育のプロジェクトが動き出しそうです。

多動力発揮してなんとかします。

 

 

 

本日は「責任」の話。

私たちはすごい会議で目標に対して効果的な役割分担を決めた後に「誰に何%の責任がありますか?」という質問を全員に行います。

 

私たちは、全員が「あの部署の問題はあの人の管轄だから私には関係がない」という立場よりでいるチームよりも、

全員が「どこで問題が起きようと、それは私の責任です」という立場をとったチームの方がより大きな成果を出すと考えています。

 

なので「全員が自分に100%というあり方で臨みませんか?」と話をするのですが、

特に参加者に怪訝な顔される時があります。

 

この現象がなぜ起こるのかということを私なりに考えてみた結果、責任をresponsibilityではなく、accountabilityで捉えているのではないか、と思いました。

 

 

 

同じ「責任」でも、responsibilityとaccountabilityは違います。

responsibilityは、これから起こる事柄や決定に対する責任の所在を指します。

accountabilityは、すでに起きた決定や行為の結果に対する責任を指します。

 

「この問題の責任、お前にあるだろ!」というのは、accountabilityを指します。

本来であれば、誰も過去の責任に関して厳しく問われたくないわけです。

なので、多くの人が「責任」という言葉を聞くと(しかも「あなたに100%責任がある」と言われると)あまり気持ちのいいものではないわけです。

 

 

 

すごい会議で用いる責任と言うのは、responsibility、つまり「未来に対する責任」のことです。

つまり、過去がどうであれ、その後目標達成に向けてうまくいくように意思決定や行動をしていくのは、一人ひとりに責任があると言う事を言っています。

たとえ他の部署で問題が起きたとしても、そこがうまくいくように意思決定するのは、チーム一人一人が担っているということなのです。

 

多くのお客様がこの話をするとよくわかってくださいます。

あなたは会社(チーム)の目標達成に対して、何%の責任を握っていますか?

soon と immediately の違い

 記念すべきブログ48日目。

 

 本日はsoonとimmediatelyの違いに関して。

どちらも「すぐに」という意味合いで使われることの多い言葉です。

しかしながら、soonには「あまり時間が経たないうちに」という意味合いがある一方で、

immediatelyには、「間をおかずに」という意味合いで使われるので、

時間感覚が若干異なります。

(ここだけ読むと、まるで英語の授業です。)

 

この違いを意図すべき理由は、あなたもしくは周りの人が「すぐやります!」と言う人がいた時に価値が出ます。

 

 

 

私が以前あるプロジェクトを回していた時に、あるメンバーに「この資料の印刷お願い!」と依頼したことがあります。

依頼された子は、「すぐやります!」と言って移動しました。

 

しかしながら、一向に印刷物が上がって来ません。

私としては、焦っていたので、なるべく早くやって欲しかったのです。(この「なるべく早く」という表現を使う私自身にも問題がありました。)

気になって確認しに行くと、驚くべきことに、他の仕事をやってるじゃありませんか。

 

「印刷は?」と聞くと、「この仕事終わった後にすぐやります。」と力強く宣言。

当時、短気ボーイだった私は、「もう自分で行くね」と言って、資料を持って行ってしまいました。

 

 

「すぐにやります!」と言って、なかなかやらない人がいたら、soonの方で考えている可能性があります。

なので、次から「すぐにやります!」と言ったら、「いつまでにやりますか?」と質問するか、「直ちにやってください!」とimmediatelyの方で期待の合意をしてあげると良いでしょう。

 

 

 

ここからは憶測ですが、マルチタスクが得意な人には、immediatelyが強い人が多いです。

 

この記事で書かれている方も、当時からマルチタスクにimmediatelyの発想を持ち込んでいます。

公認会計士、バー経営、チームオーナー…12の顔を持つプロバスケットボール選手が複業をする理由 | BUSINESS INSIDER JAPAN

授業で宿題が出されると、直後の休み時間にできる限り終わらせるようにしていたという。習ったばかりのものにすぐに取りかかれば、労する時間は短くなるし、家に帰ってから頭を切り換えるのにも時間がかかってしまうからだ。ビジネス書で語られるような、時間の節約術だ。

 

今後、多動力のような脅威的なマルチタスク人間になろうとした場合には、immediatelyをいかに作れるか、その環境を整えると効果的かもしれません。

 

未来を起点にする

記念すべきブログ47日目。

先日、ある記事を読んで感動。

1000文字のブログがたった3分で書けると言う記事がありました。

その方法とはなんと、iphoneのマイク機能で音声入力をするというもの。

 

灯台下暗し。

そんな方法があったのか。。

これまで一個書くのに40分かかっていた私にブレイクスルーのチャンス到来です。

 

感動した私は、今日のブログ早速、音声入力で書いてみました。

 

かかった時間、なんと。。

 

 

40分!

 

変わっとらんやないかい!

 

 

 

本日は起点の話。

起点は出発点です。

例えば同じ質問をしていても、どの質問から始めるかによって出てくる答えが変わる時があります。

 

例えば、私たちすごい会議がお客様にインタビューするときに1番最初に聞くのは、

「今から10年後にどんな成果が手に入っていればあなたにとって最も価値がありますか?」

という質問です。

 

そしてその10年後の成果が手に入っているとしたら、今から3年後、そして1年後にはどんな成果が手に入っていれば大成功なのか?をヒアリングします。

 

 

 

もちろん10年後のゴールを聞かずに、最初から「1年後のゴールはなんですか?」と聞くこともできます。

しかしながら、「現在」を起点にして1年後のゴールを考えた時と、 「10年後」を起点にして1年後のゴールを考えた時では、同じ「1年後のゴール」でも出てくる答えが変わってきます。

 

先日あるお客様と話をしていた際に、この「未来」を起点にした質問をした結果、

「2020年までに上場したいので、来年までに今の目標の10倍やる必要がある。」

という答えが出てきました。

普通に「1年後のゴールはなんですか?」と聞いていたら、10分の1の目標が出ていたに違いありません。

 

 

 

どこを起点にするのかで、出てくる問題さえも変わってきます。
例えば「今」を起点にして考えると、目の前で起きてることが問題になります。

しかしながら、10年後、100年後を起点にして考えると、今目の前で起きていなくとも、今後起こりそうな問題が大きくなるわけです。

 

スティーブ・ジョブズが当時コカコーラのジョン・スカリー氏を引き抜くときに説得で述べた

「このまま一生、砂糖水を売り続けるのか?それとも世界を変えるチャンスを掴みたいか?」

という言葉。

当時の企業規模で考えれば、コカコーラのほうがずっと大きかったはずです。

まさしく安定企業。勝ち馬に乗っています。

 

しかしながら、ジョブズはスカリーに、「このままだと世界は変えられないぞ」と、起こりうる未来の問題を伝えるわけです。

これも「現在」ではなく「未来」を起点にして伝えたからこそ、スカリー氏は惹きつけられたのだと思います。

 

起点を変える、というのはとてもパワフルです。