好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

遠慮と配慮の違い

記念すべきブログ52日目。

コーチという仕事をしていてつくづく思うのは、

「お客様は『すごい会議』には少ししかお金は払ってくれない。コーチその人自身にお金を払っている。」

ということです。

コーチとして売れるためには、すごい会議を極めるよりも、お客様に価値を感じてもらえるほど自身が魅力的になることの方がよっぽど重要だと実感しております。

 

 

 

あるコーチから言われたのは、
「配慮はしても遠慮はするな。」

この言葉は、学生時代に先輩から言われたことのある、とても印象に残る言葉です。

 

配慮と遠慮の違いに関して。

この一見同じような2つの言葉にも明確な違いがあります。

「配慮」は、よく考えること。

「遠慮」は、思ってることを言わないこと。もしくはオブラートに包むこと。

つまり、「配慮はしても遠慮はするな」とは、言い方やり方はよく考えるべきだが、主張を包み隠したり言わない必要はないということです。

 

 

 

私は、相手に対して自分の言いたいことを主張する、ということをほとんどしていませんでした。

そんなチャレンジしない私に対して、社長は

「いざ行動しようとすると心の中で葛藤や抵抗が起きるから。
その葛藤や抵抗に抗って行動するのが1.01の行動なのよね。」
「俺は10回セールスしたら、どんな状況でも絶対にリクエストしてたのよ。
この人怒りそうとか、今雰囲気悪いしと思っても。
それが今の結果に繋がってるわけよ。」
と言いました。

 

 

 

すごい会議コーチでも売れている人は、クライアントの経営者に対してもはっきり主張します。

近くの社員でさえも、思ったことをはっきり言ってくれない中で、経営者はコーチという存在にかなりの希少価値を感じるのでしょうか。

 

何にしても、「自分が思ったことがあったらはっきり言う。」

「相手にとっても自分にとってもベストだと思ったら躊躇なく提案する。」

ということは価値を高める一つのポイントのようです。

 

そんな私の今のテーマは

Struggle Against Conflict(葛藤に抗え!)

です。

 

すごい会議の言葉で、

「人質は死んだ!」

というものがあります。

 

ここでいう人質とは、契約者のことを指すのですが、

「ここでこんなこと言ったら嫌われてしまうかもしれない」

「受注につながらないかもしれない」

そう思ったとしてもベストな提案だと思えば、躊躇なく提案する、

ということを毎日実践していこうと思います。