好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

小学6年生にも分かるように

伝える力
 
今年中に起業して、
2年で自分の生み出したものを世界中に。
 
そんな意思を決めた僕に、
一番必要になったのは、「伝える力」だった。
 
何故ならば、僕自身は口でしか生きていないからだ。
口だけは達者で、物怖じせず言いたいことを言い、
なんとそれがお金にもなりうる業界にいること3年間。
(ちょっと語弊があるか笑)
 
作りたいアプリができたのでプログラミングをやり始め、
よりイメージを提供するために、絵を描き始めた。
 
そうして感じたのは、
「やっぱ本職でやっている人は凄いわ!」という
デザイナーやプログラマーへの畏怖の念と、
「自分で全部やろうとすると、絶対に間に合わない!」
という発見(笑)だった。
 
 
世界が待ってくれない
 
自分では認めたくないのだが、僕は負けず嫌いで、こだわりが強い。
だから、一度、なんであっても自分で試してみないと気が済まないのだ。
 
「そう簡単に人の手なんて借りてやがるか!」と。
「俺だってできるんだぞ!」と。
 
まあ、そうして諦めたわけだ笑
理由は、「間に合わないから。」
 
10年で考えたら、全部自分でやるやり方でも全然いい。
むしろ、そっちの方が性に合っている。
ずーーーッと、部屋にこもってプログラミングとかもできると思う。
 
でも、世界は待ってくれないから、
口と言葉で勝負してどうにかして仲間を手に入れることにした。
 
パブリックスピーキングというらしい。
周囲の人々を熱狂させ、自分の見ている世界に巻き込む力。
 
僕は身につけたい。
この力を一番に身につけたい。
 
 
小学6年生にも分かるように
 
今日お話しされた、細金さんという方は、
パブリックスピーキングにかなり長けていたなぁ。
 
彼は言っていた。
「小学6年生の子供にもわかるように」
と。
 
6年生の子供にも分かるように伝えるためには、
 
1. 特別な用語は使わない
頭のいい人たちが使う単語は小学6年生には分からないからダメ
マーケティングとかKPIとかもダメ
 
2. イメージをさせる
平易な単語を使うのも繋がってくる
それを聞いた瞬間にパッとイメージできるようにならないとダメ
例えるなら、「相手と頭の中の映像を共有する」ということ
 
例えば、食べているオムライスの映像を伝える時に。
 
A. 「俺、オムライス食べたんだ!」
 
B. 「都心から一歩離れたところにある民家が並ぶ場所にポツーンと立つ1件の洋食屋
中は古びたテーブルと椅子が並び、野球中継が流れている
そのお店で食べたオムライスが本当にトロトロで美味しかったんだよ!
ちょっと光ってるのよ、玉子が。」
 
どっちの方がイメージが共有されるだろうか。
表現の違いで。想像する世界は全く変わる。
 
 
 
他にもあるだろうが、大きなところはこの辺だと思う。
口で生きてきた僕は、これからもっと口を使えるようになることが重要だ。