好奇心の記録

「言葉」をデザインする西澤薫の、日々の気づき。

進化する言葉

iphoneが欠かせない

 

最近、Macbookの調子が悪い。

今日もMacを開いたら、日付が2018年1月1日になっていた。

wifiにも繋がらず、同期ができない。

 

新年のような気持ちで1日を始められる、という点ではいいかもしれない。

常に新しい気持ちで始められる。 

そんなポジティブ思考。

ただ、ネット同期できないのだけはどうにかしたい。

 

MaciPhoneが使えないと本当に不便だ。

iPhoneを地面に落として割った時も、すぐにapple storeに電話して、次の日には交換した。

 

iPhoneが無ければ目的地にも到着できないし、人と連絡も取れない。

海外に行った時も、最初に探すのはwifiのパスワードだ。
iPhoneは生活の一部として、欠かせないものになっている。

 

iphone以前の最大の発明

 

ところで、
人間にとってiphone以前の最大の発明はなんだろうか。

僕が言うには、それは言葉だ。

 

iPhoneが出来たことで世の中にたくさんの新しいサービスやコンテンツが生まれた。

同じように、人間に言葉が発明されたことで、石しか使えなかった原人が農業を覚え村を作り技術を発達させてきたのだ。

言葉ほど、人類の進化を支えたプラットフォームはない。


人間が言葉のない世界で過ごすことは想像できるだろうか。いや、出来ない。

赤ちゃんは、iPhoneの使い方を覚えるより早く、言葉の使い方を覚える。

人間関係を効果的に機能させるためにも、自分の考えをうまくまとめるためにも、言葉は欠かせないツールなのだ。

 

そして、言葉は私たちの生活に溶け込んでいる。

iPhoneがない生活が想像できないように、言葉がない世界は想像できない。

 

 

進化する言葉

 

私たちは言葉があまりにも生活に溶け込みすぎて、言葉が進化するものであることを忘れている。

 

iphoneはここ10年くらいで7,8バージョン変わっている。

言葉は、人類の歴史の中で10バージョンくらい進化しているんだろう。

きっと平安京で和歌を嗜んでいた時は、言葉2.0くらいだと思う。

いとおかし。

 

iphoneでも、「iphone8より、iphone7の方がいい」という人がいる。

進化が必ずしも全ての人にとって素晴らしいとは限らない。

 

今の言葉は、以前のバージョンの言葉より、素晴らしいものなのか、否か。

次のバージョンの言葉は、今の時代の言葉より、素晴らしいものなのか、否か。

 

言葉も、進化しているのだ。