日々アウトプットすることを考える
記念すべきブログ21日目。
(注意。本日はすごく哲学的な話になっています。)
本日は、大学時代の先輩とプールへ。
ストイックに1.5kmほど泳いできました。
来年はコナのハーフアイアンマンに出場します。
スイム1.9km、今度はウェットスーツなしと決めました。
死にたくはないので、自分を律し、練習を続けていきます!
その後、その先輩とご飯へ。
久々にお会いしたので、お互いに「何してるの?」という話をしました。
「何してるの?」という質問の答えは考えさせられます。
News Picksの石川さんの記事を読んで特に強くなりました。
この記事で言われている「日々、自分がアウトプットすべきものは何なのか?」という問いは、「何してるの?」に近いものです。
私は日々、何をアウトプットしているのでしょうか?
私はすごい会議コーチという肩書きを持っています。
ただ、これはあくまで肩書であって、私がしている仕事は、人に新たな視点や気づきをもたらして、成果に違いを作ることです。
もう一つ抽象的な領域でいうと「言葉のデザイン」を扱う仕事です。
言葉を意図的に使う(もしくは手放す)ことで私たちの考え方が変化します。
このブログでいつも取り上げている言葉の区別に関してはまさにそれです。
では、さらに抽象的に考えると何でしょうか?
最近しっくり来ている答えは、「無意識をデザインする」です。
「意識」とは、今自分がしていることや周囲の状況の中でも、自分が捉えている領域のことで、一方で「無意識」とは、自分の捉えていない、気づいていない領域のことです。
私がアウトプットしていることは、大きくはこの「無意識のデザイン」ではないかと思っています。
「無意識」の領域は、人工知能がブームになっている近年は特に注目されている領域です。
認知科学者であり、「人工知能の父」と呼ばれるマービン・ミンスキーは、
「最も解明が難しい人間のスキルは『無意識』である」
と強調しています。
現在の人工知能は、少なくとも人間のインプットを必要とします。
つまり、人間が意図を持っていることに最善解を出すことは出来ても、人間の考えていないことに答えることは出来ていません。
カーナビはあなたが「行きたい!」と思ったところに案内することは出来ますが、
一方で、「あなた本当はここに行きたいと思ってるんでしょう?」とか、「今のあなたが本当にハッピーになれる場所はこっちでしょ?」と、意識下にない場所に案内することはないんです。
今は人工知能が人間の無意識に働きかけることはありませんが、それも時代が進めば実現するのかもしれません。
そんな時代の中で、私自身はこの「無意識のデザイン」に関して、将来的にはどんな分野でどう関わっていくのがいいのでしょうか?
そもそも、この領域でアウトプットを出していくべきなのでしょうか?
日々、自分がアウトプットすべきことは何か?
すごく考えさせられる質問で、面白いです。