小さなチャレンジ
ある電話での話
ある方と朝に電話していた時の話。
相手「やるって決めたチャレンジを、実行できてないんですよね...」
僕「そうなんですね」
相手「ここ最近、何の変化も起こせてない気がします」
僕「・・・。小さなことでもいいので、ここ1ヶ月でどんなチャレンジや変化を起こしましたか?」
相手「うーーん。あ、妻と先月よりもよく話すようになりました。あと、今月は先月よりも20kmくらい多くランニングしてます。」
僕「してるじゃないですか!チャレンジ!」
小さなチャレンジ
実際、多くの方が、こうした「小さなチャレンジ」を軽視する傾向にある。
だが、これはとても重要なものだと、あらゆるところで言われている。
ティナ・シーリグはTEDで「小さなチャレンジ」の重要性について述べている。
ティナ・シーリグ: 運を良くするための少しのリスク | TED Talk Subtitles and Transcript | TED
「私はみんなを励まして コンフォートゾーンから出ることになるリスクをとるよう勧めます。」
「例えば 知的リスクをとり 今まで挑戦したことのない問題に 取り組んでみてと 言うかもしれません。」
「もしくは 社会的リスクをとり、電車で隣の席の人に話しかけてみるとか。
または 感情的リスクをとり、本当に大切な人に対して自分の思いを伝えてみるとか。」
認めてあげる
実は小さなチャレンジはみんなしていることもある。
だが、こうした小さなチャレンジを認めてあげようとする時、決まって自分の中の偉大な検察官がそれを許さないという反応が起きる。
「そんな小さいこと、チャレンジでも何でもない!もっと大きいことをしろ!」
と。
しかしながら、小さなチャレンジは、より大きなチャレンジをするために重要なものなのだ。
なぜなら、自己重要感を獲得することが出来るからだ。
大きなチャレンジをしようとする時、多くの場合勇気と自信が試される。
自信が低ければ、「やっても無理かも」と思うかもしれないが、自信が強ければやってみようと思えるかもしれない。
認めてあげることだ。
自分の小さな勇気に。
そうすれば、より大きな変化にも取り組むことが出来るようになる。